自宅の練習だけでストリートピアノで拍手をもらえるまでに上達した私が、実体験に基づき、ピアノ初心者の方でも手軽に自宅で上達する方法を解説します!
ピアノは独学でも、適切な方法を見つければ基礎からしっかりと学ぶことが可能です。自宅であれば、金銭面での負担が少なく、時間の融通がきくため、初心者でも気軽にピアノ練習が始められます。
これからピアノを始めようとお考えの方は、まずは自宅練習を始めてみるのがおすすめです。
ピアノの選び方
ピアノを始めるためには、まずピアノを準備する必要があります。
ピアノにはさまざまな種類があるため、どのピアノを準備したらよいか迷う方も多いでしょう。
自宅でピアノを始める場合に適切なピアノの種類や、初心者におすすめのピアノの種類をご紹介します。
自宅に適切なピアノの種類とは!
自宅に置くピアノの選択肢として、電子ピアノとアコースティックピアノ(アップライトピアノ、グランドピアノ)があります。
電子ピアノは、電気を利用して音を鳴らすピアノです。アコースティックピアノと比較し、サイズがコンパクトなため、限られたスペースにも置きやすくなっています。
また、音量調整やヘッドホンの利用ができるため、集合住宅に住んでいる方や、夜間に練習をしたい方にも向いています。
アコースティックピアノは、弦をハンマーで叩くことにより音がなるピアノです。弾き方により、強弱や音色、音質が変わるため、豊かな表現力を身につけられます。
消音機能が付いたものを選択すれば、周りを気にせず練習することが可能です。
また、グランドピアノでもコンパクトなサイズのものを選択すれば、四畳半ほどの部屋にも置けます。
ピアノ初心者なら電子ピアノがおすすめ!
ピアノ初心者の方がピアノを準備する場合は、電子ピアノがおすすめです。
電子ピアノはアコースティックピアノと比べ値段がリーズナブルなため、ピアノを続けられるか不安な方でも購入しやすくなっています。
また、ヘッドホンが使用できるため、周りに練習音を聞かれたくない方や、家族への迷惑が心配な方でも、周囲を気にせず演奏することが可能です。
さらに、録音機能や自動演奏機能、伴奏機能など、楽しくピアノを練習できる機能がついているのも電子ピアノの魅力です。
さまざまな楽器の音色や動物の鳴き声などを鳴らせる電子ピアノもあります。電子ピアノであれば、初心者でも飽きることなく楽しくピアノの練習ができるでしょう。
更にピアノの種類を知りたい方は「ピアノの種類・特徴・選び方について」を読んでみましょう。
上達したら他のピアノ購入も検討しよう!
ピアノの腕が上達した場合、電子ピアノからアコースティックピアノへの切り替えを検討するのがおすすめです。
アコースティックピアノは、鍵盤を押す力や触れ方によって、音の強弱や響き、音色を変えられます。
よりピアノの技術や表現力を磨くためには、アコースティックピアノでの練習が欠かせません。
特に、コンクールを目指したいという方や、人前で演奏できるぐらいの技術を磨いていきたいという方は、アコースティックピアノで練習するのがおすすめです。
アコースティックピアノはヘッドホンが出来ないため、防音についても検討しましょう。
私は下記のMUTEというピアノ専用の防音マットを使用しておりますが、打鍵時の振動音が隣の部屋にいても聞こえなくなったので、本当におすすめです。
自宅でのピアノ練習に向けた心構え
自宅でピアノ練習を始める場合は、どのような心構えを持てばよいのでしょうか。
ピアノを始めるのであれば、誰もが長く楽しく続けたいはずです。
ピアノ練習を始める前に持つべき心構えをご紹介します。
ピアノ練習を最低でも半年は継続しよう!
ピアノを上達させるためには、まず最低でも半年は練習を継続するようにしましょう。
ピアノ練習を継続するためのコツとして、モチベーションを維持することがあげられます。
SNSで練習記録を投稿する、演奏会に参加するなど自分のモチベーションを上げるための方法を探すのがおすすめです。
また、練習を習慣化させることも、ピアノ練習を継続させるためのコツとしてあげられます。
毎日何時に何分練習すると決めておけば、自然に練習の習慣を身につけることが可能です。
ピアノを楽しむことが大事!
ピアノを自宅で練習する場合は、何よりピアノを楽しむことが大切です。
ピアノが楽しいという気持ちを持てなくなってしまった場合は、ピアノを続けることが難しくなります。
ピアノを楽しむためには、定期的に演奏の場を設けるのがおすすめです。
最近では、ストリートピアノが設置されている公共施設や商業施設が多くあります。
ストリートピアノであれば、気軽に楽しく練習の成果を披露することが可能です。
また、ご自分の好きな曲を選択し練習すれば、ピアノ練習をより楽しめます。
自分のレベルに合った楽譜を探し、どんどん好きな曲に挑戦してみるとよいでしょう。
ピアノ初心者の自宅ピアノ練習方法!
ピアノ初心者の場合、自宅でどのように練習したらよいのかわからないという方も多いはずです。
初心者でも練習しやすい方法がわかれば、自宅でもどんどんピアノの腕が上達するでしょう。
初心者の方でも自宅で行いやすいピアノ練習方法をお伝えします。
ピアノ練習アプリ「Simply Piano」を活用!
ピアノ初心者の方は、ピアノ練習用アプリ「Simply Piano」を活用するのがおすすめです。
「Simply Piano」は、音楽学習用のアプリを開発している「JoyTunes」が提供しています。子供から大人まで、教室に通わず気軽にピアノを学ぶことが可能です。
クラシックから最新ヒットソングまで練習できる曲の数が豊富で、好みの曲を練習できます。毎週新曲が追加されるため、飽きる心配もありません。
また、アプリ内でレッスンの進捗状況を家族と共有できるのも魅力です。家族間でマスターした曲の数を競争したり、親が子供の練習進度をスマホで確認したりもできます。
アプリを使用すると、時々表示される広告が気になるという方も多いでしょう。しかし「Simply Piano」は広告表示がされないため、練習に集中できるのも嬉しいポイントです。
スマートフォンだと画面が小さく楽譜が読みづらいため、視力が低い方はタブレットを準備するとストレスなく練習できます。
利用を迷っている方は、無料体験できる「ピアノ基本」コースを試してみるのがおすすめです。鍵盤の位置や指番号など、ピアノを演奏するうえで大切な基礎を学べます。
「Simply Piano」を活用すれば、初心者でも自宅でピアノを楽しく練習することが可能です。
ピアノの電子楽譜サブスク「ぷりんと楽譜」を活用!
ピアノの基礎を理解してきたら、楽譜サブスクを活用しましょう。楽譜サブスクとは、毎月決まった料金を支払えば、好きなだけ楽譜が見られるサービスです。
さまざまな楽譜サブスクがありますが、ピアノ初心者の方には「ぷりんと楽譜」が向いています。「ぷりんと楽譜」は、ヤマハ株式会社が提供しているサービスで、楽譜・MIDI・レジストデータの購入が可能です。
欲しい楽譜を1曲から購入でき、自宅のプリンターで印刷できるため、忙しい方でも楽に欲しい楽譜を手に入れられます。自宅にプリンターがない場合は、コンビニのコピー機で印刷することも可能です。
また、定額制の「アプリで楽譜見放題」に登録すれば、約5万点の楽譜をいつでも閲覧できます。閲覧制限がない「スタンダードプラン」と毎月5曲閲覧できる「ライトプラン」の2種類があり、必要性に応じてプランの選択が可能です。
定番の人気曲や最新ヒット曲など、楽譜の種類が豊富です。挑戦してみたい曲がたくさん見つかるため、毎日の練習も楽しくなるでしょう。
スマートフォンやタブレットを持ち歩けば、いつでも楽譜を見られるのも魅力です。ストリートピアノでの演奏時や急にピアノの演奏を求められた時にも役立ちます。
「ぷりんと楽譜」を利用すれば、日々のピアノ練習がますます楽しくなるでしょう。なんと、今なら1ヶ月間無料!
ピアノ練習が続かない方の練習方法!
ピアノ初心者が自宅で練習を続けるのは大変です。途中で諦めてしまう方も少なくありません。
ピアノを続けるための方法を知れば、挫折しやすいピアノ練習も継続しやすくなるはずです。
ピアノを続けるための練習方法をご紹介します。
オンラインピアノ教室!
「ピアノの練習がなかなか続かない」「一人で練習するのに限界を感じている」など、お悩みの方にはオンラインピアノ教室がおすすめです。
オンラインピアノ教室は、パソコンやタブレットを使用し、オンラインで本格的なピアノのレッスンが受けられます。
講師が毎週課題を出してくれるため、課題達成に向け日々の練習に励むことが可能です。独学だと何を練習すればよいのかわからないという方も課題があれば、悩むことなく練習できます。
また、レッスンの録音・録画が可能なため、レッスンの復習がしやすいのもオンラインピアノ教室の魅力です。
さまざまなオンラインピアノ教室があるため、レッスン料や講師、レッスン内容などを比較し、ご自分にあった教室を探しましょう。
おすすめは、「ストアカ」というスキルシェアサービスです。大手ではなく個人のスキルシェアとして、ピアノのオンラインレッスンを受けられるため、費用を安く抑え始められます。
ピアノ初心者必見!自宅練習で上達する方法!まとめ
ピアノ初心者が自宅でピアノを上達させるためには、練習のモチベーションを保つことや練習を習慣化することが大切です。
ピアノ練習用のアプリやピアノの電子楽譜サブスクなどを活用しながら、日々の練習を楽しめるようにしましょう。
独学で練習するのが難しいと感じている方は、オンラインピアノ教室を利用するのもおすすめです。
自分に合った方法を模索しながら、自宅で楽しくピアノの腕を磨きましょう。