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ピアノの調律は調律師に頼もう!自分で調律するのは大変!

一般的に、ピアノの調律は一年に一度必要とされています。

ピアノの調律を調律師に依頼すると費用がかかってしまう為、自分で調律することを考える方もいるかもしれません。

しかし、ピアノを自分で調律するにはさまざまなリスクがあるため注意が必要です。

この記事では、ピアノの調律が必要な理由や、自分でピアノの調律をすることが可能なのかを解説していきます。

ピアノの調律を調律師に依頼するメリットもお伝えしますので、自分でピアノを調律しようか迷われている方はぜひ参考にしてみてください。

 

ピアノの調律は何故必要なのか?

ピアノの調律は、ピアノの音程を正確に保つために必要です。

ピアノの弦は、温度や湿度の変化により日々伸び縮みしているため、ピアノの音程が少しずつずれてしまいます。

音程がずれたまま練習していると、演奏者の音感が狂ってしまう可能性もあるため、特に小さなお子さんが居るご家庭では注意しなければなりません。

また、調律はピアノの弾き心地を保つためにも不可欠です。調律をせずに弾き続けると、だんだんと弾き心地が悪くなってしまいます。

そのまま放置していると、鍵盤がスムーズに動かなくなったり、最悪の場合鍵盤が下がったまま動かなくなってしまうケースもあるため注意が必要です。

さらに、ピアノには木材や紙、フェルトなどが使われており、演奏により摩耗するだけでなく、虫に食われたりする可能性もあります。そのため、定期的に状態を確認し、パーツの交換やピアノ専用の防虫剤の交換などをしなければなりません。

ピアノを良い音で長く使い続けるためには、必ず定期的な調律が必要です。

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ピアノの調律は自分でできるのか?

ピアノの調律を調律師に依頼すると、どうしても費用がかかってしまいます。そのため、自分でピアノの調律をしようと試みる方もいるでしょう。

しかし、素人が自分で調律することは簡単ではありません。

調律に必要な道具や流れ、自分で調律ができるのかなどをお伝えしていきます。

必要な道具と流れ

ピアノを調律する場合、実際どのような作業が必要なのかわからないという方も多いでしょう。

ピアノを調律する場合の流れは下記の通りです。
①必要な道具を準備する
②ピアノの状態を調べる
③「整調」をする
④「調律」をする
⑤「整音」をする
⑥仕上がりを確認する
順番に詳しく解説していきます。

①必要な道具を準備する
ピアノを調律する場合、まず必要な道具を準備する必要があります。
ピアノの調律に必要な道具は下記のとおりです。
・チューニングハンマー
・音叉
・チューナー
・ロングミュート
・ゴムウェッジ
・木ウェッジ
→ 上記を含めたピアノチューニングキット


②ピアノの状態を調べる

ピアノを実際に弾いてみて、鍵盤がスムーズに動くか、出ない音が無いかなど、ピアノの状態をチェックします。

③「整調」をする
「整調」とは、ピアノの状態を整える作業のことです。
鍵盤やアクション、ペダル、スプリングの強さなどを調整し、ピアノを弾きやすい状態にします。

④「調律」をする
「調律」とは、緩んだ弦を調整し、音の高さを正しく戻す作業のことを言います。
弦が巻かれたチューニングピンを回し調整しますが、少し回すだけで音が変化するため、慎重な作業が必要です。

⑤「整音」をする
「整音」とは、ピアノの音を整える作業のことです。
ハンマーを紙やすりで削る、フェルトの硬さを調整するなどをし、ピアノの音色を調整したり、強弱をしっかり出したりできるようにします。

⑥仕上がりを確認する
最後に、全体の音のバランスや音色など、仕上がりを確認します。
ペダルがスムーズに動作するかのチェックも必要です。

知識習得と調律に時間がかかる

「必要な道具と流れ」で述べたように、ピアノの調律にはさまざまな作業が必要です。素人が知識を習得せずに自分で作業してしまうと、音色が悪くなってしまったり、音が鳴らなくなってしまったりする危険性があります。

そのため、ピアノを調律する場合には、必ず知識を習得してから行わなければなりません。素人が知識を習得してから実践するには、多大な時間が必要なため、自分で調律するのは難しいでしょう。

また、素人が自分でピアノを調律する場合は、作業時間がかなりかかることが予想されます。

プロの調律師が調律する場合でも、通常1時間〜2時間ほどの作業時間が必要です。長い間調律していなかったり、ピアノの状態が良くなかったりする場合は、作業時間が2時間を超える場合も少なくありません。

素人が自分でピアノを調律する場合は、調律師よりも時間がかかってしまうため、現実的に困難です。

音がずれてしまう可能性がある

自分でピアノを調律する場合は、ピアノの音がずれてしまう可能性があります。

チューナーとハンマーを用意すれば、素人でもそれなりに音程を合わせることが可能です。しかし、専門的な知識がないと、音程が微妙にずれてしまったり、和音を弾いた時に濁りがでてしまったりすることがあります。

また、自分で調律をした結果、弦を切ってしまったり、外した部品を元に戻せなかったり、ピアノを傷つけてしまったりする事例も少なくありません。

そのため、ピアノの調律はプロの調律師に依頼するのがおすすめです。

 

ピアノの調律師とは?

ピアノの調律師とは、ピアノの音を正しく調律したり、保守管理をしたりする専門家です。調律師は資格を持っていなくてもなれる職業ですが、国家資格である「ピアノ調律技能士」という資格があります。

ピアノの調律師を目指す場合は、音楽楽器メーカーが運営する調律師養成学校や調律科のある音楽大学・専門学校に通うのが一般的です。学校には通わずに、調律師事務所や修理工房などに就職をし、修行を積んで調律師として働く方もいます。

調律には、ピアノに関する専門的な知識や高度な技術、音感が求められるため、素人が独学で学ぶのはかなり難しいでしょう。
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ピアノの調律師に依頼するメリット!

ピアノの調律を調律師に依頼すれば、ピアノの音を理想通りに保つことが可能です。

調律師は、経験や高度な技術を駆使して、ピアノを正しい音程にするのはもちろん、依頼者が理想とする音になるように音色を調整してくれます。

調律師に調律を依頼すれば、自分の気に入った美しい音色にしてもらうことが可能です。弾き心地も良くなるため、気持ちよくピアノを演奏できるようになるでしょう。

ピアノの寿命を延ばせるということも調律師に調律を依頼するメリットです。プロの調律師は、素人では難しいピアノのメンテナンスをしてくれたり、コンディションをしっかりとチェックしてくれたりします。

小さなトラブルにもすぐに気づき対処してもらえるため、定期的に調律師に調律してもらうことで、ピアノを長く使い続けることが可能です。

 

「ピアノ調律修理110番」で調律・修理を依頼しよう!

ピアノの調律・修理を業者に依頼しようと考えている方の中には、どこの業者に依頼してよいかわからないという方も多いでしょう。

ピアノの調律の依頼先を迷う場合は、地域の優良なピアノ調律修理業者を紹介してくれるサービス「ピアノ調律修理110番」を利用するのがおすすめです。

「ピアノ調律修理110番」は見積もりが無料で、キャンセル料もかからないため、気軽に相談しやすいのが魅力です。調律を依頼する場合は、見積もり後、追加で費用がかかることもありません。

実績豊富なプロの調律師が対応してくれるため、安心して調律・修理を依頼することが可能です。

また、24時間・365日受け付けをしているため、調律だけでなく、ピアノの急なトラブル時にもすぐに対応してもらえます。

調律を検討している方や、ピアノの修理を依頼したい方は、ぜひ「ピアノ調律修理110番」に電話やWEBで問い合わせをしてみてください。



 

まとめ

ピアノの音色を綺麗に保つためには、定期的な調律が欠かせません。調律をすれば、寿命が延び、愛用しているピアノを長く使い続けることが可能です。

自分でピアノを調律しようと考える方もいますが、素人が自分でピアノを調律してしまうと、さまざまなトラブルが起きるリスクがあります。

また、素人が調律する場合は、かなりの時間を要するため自分で調律するのは現実的に難しいでしょう。

ピアノを調律するには、専門的な知識や高度な技術が必要なため、プロの調律師に依頼するのがおすすめです。

調律の依頼を検討している方は、実績が豊富なプロの調律師に対応してもらえる「ピアノ調律修理110番」をぜひ利用してみてください。







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